引っ越し時にパスポートの住所変更は必要?手続き必要なケースと申請方法を解説

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パスポートの住所変更はどうすればいい?

手続きって面倒かな?

引っ越しをすると、色々な面で住所変更が必要になります。

では、パスポートはどうでしょうか?
ここでは、引っ越しに伴うパスポートの住所変更手続きの必要性と、具体的な手続き方法について詳しくご紹介します。

引っ越し時にパスポートの住所変更は必要?

通常の引っ越しで現住所だけが変わった場合と、結婚などにより本籍の住所が変わった場合では、パスポートの届出方法が異なります。

それぞれのケースを見ていきましょう。

住所の変更のみは手続き不要!

通常の引っ越しで住所が変わった場合、役所の窓口などでの特別な手続きや申請は不要です。
パスポートの所持人記入欄の旧住所を二重線で消し、手書きで新住所を修正するだけです。

修正液や修正テープは使用しないようにしましょう。

氏名や本籍が変更になった場合は申請が必要!

次のいずれかに当てはまる場合は、パスポートの申請手続きが必要です。

  • 氏名に変更があったとき
    結婚や養子縁組・国際結婚など
  • 本籍地が他の都道府県名になった

婚姻届の提出により本籍地住所が変わっても、同一都道府県内であれば手続きは不要です。

本籍地が他都道府県に変わった場合は、記載事項変更の申請が必要で、次の2つの選択肢があります。

  • 記載事項変更旅券を申請
    申請時パスポートの有効期限を引き継ぐ
  • パスポートを新しく申請(訂正新規申請)
    5年または10年で新規作成

どちらの場合も、申請時のパスポートは失効し、新しいパスポートが交付され旅券番号も変わります。

記載事項変更旅券の申請方法

通常、申請から交付までは1週間程度かかり、年末年始などを挟むと3週間程度かかる場合もあるので、日数に余裕を持って申請しましょう。

手続きに必要な情報

  • 手続き場所
    住民票を登録している自治体のパスポートセンター
  • 必要書類
    一般旅券発給申請書(記載事項変更用)、戸籍謄本または戸籍抄本(原本・発行日から6カ月以内)、パスポートに添付する写真(縦4.5cm×横3.5cm)、現在所有している有効なパスポート
  • 費用
    手数料:6,000円(収入印紙4,000円、都道府県収入証紙または現金2,000円)
  • 備考
    代理申請の場合でも、受け取りは申請者本人に限られます

訂正新規申請方法

新規作成は、5年または10年の有効期間から選択できます。

手続きに必要な情報

  • 手続き場所
    住民票を登録している自治体のパスポートセンター
  • 必要書類
    一般旅券発給申請書、戸籍謄本または戸籍抄本(原本・発行日から6カ月以内)、パスポートに添付する写真(縦4.5cm×横3.5cm)、現在所有している有効なパスポート
  • 費用
    手数料:10年間有効(20歳以上のみ)16,000円、5年間有効(12歳以上)11,000円、5年間有効(12歳未満)6,000円
  • 備考
    代理申請の場合でも、受け取りは申請者本人に限られます

パスポートの住所を変更するときの注意点

パスポートに記載した住所を自分で書き直す際にも、いくつか注意点があります。

パスポートは重要な公的書類なので、慎重に取り扱いましょう。

  • 欄外に記載しない
    新住所を記入する際は、所持人記入欄からはみ出さないように注意。パスポートは所持人記入欄以外に書き込みしてはならず、欄外などに書き込みがあると、海外旅行時のビザ申請や入国審査でトラブルになる可能性もあるため注意しましょう
  • 有効期限を一緒に確認
    住所書き換えの機会に、パスポートの有効期限も確認しましょう。渡航の際、パスポートに6カ月以上の有効期限が残っていないと入国が認められない国も多いので要確認です

引越し後の住所変更は、様々なものがあるためリストアップし漏れがないようにしておきましょう。

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