漆喰外壁のメリットとデメリット完全解説!

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漆喰って実際どう?

外壁に使うメリットは何?

そこで、今回は漆喰外壁の特徴やメリット・デメリット、メンテナンス方法について紹介します。

漆喰外壁の特徴と魅力とは?

漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする自然素材の塗り壁材です。

古くから日本の住宅で使われてきた歴史があり、城や蔵など、日本の伝統建築にも多く見られます。

この漆喰を外壁に塗った「漆喰外壁」には、独特の風合い素材感があります。

職人の手によって丁寧に塗り上げられた漆喰の壁は、温かみがあり、味わい深い表情を見せてくれます

漆喰外壁のメリット

調湿効果で快適な住環境

漆喰は多孔質な素材なので、水分を吸湿・放湿する調湿機能に優れています。

湿度の適正化により、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を実現します。

耐久性が高く長持ち  

サイディング外壁の耐用年数が約20~30年であるのに比べ、漆喰の耐用年数は30年~100年以上と言われています。

しっかりメンテナンスすれば、外壁は長期間美しさを保ちます。

独特の風合いの外観美  

漆喰外壁には漆喰特有のざらついた質感があり、温かみのある外観を演出できます。

自然と調和する日本らしいデザインが魅力です。

消臭効果、防カビ・抗菌効果がある

漆喰の主成分である消石灰には、殺菌効果があります。

これにより、ニオイやカビの発生をおさえる効果が期待できるでしょう。

漆喰外壁のデメリット

ひび割れしやすい  

漆喰の塗り重ねが厚くなったり、建物の経年変化で微細なひび割れが入ることがあります。

美観を損なう原因になります。

初期費用がかさむ

漆喰は、他の外壁材に比べると高価格になります。

技術をもった職人が必要なため、人件費がかさむことが原因です。

色のバリエーションが少ない

白を基調としたものが多く、色のバリエーションが少ないです。

しかし近年では、着色されたカラー漆喰も登場しており、灰色、黄土色、橙色、薄緑色など、さまざまな色の漆喰を選べるようになってきました。

漆喰外壁のメンテナンス方法

漆喰外壁は、定期的なメンテナンスを行うことで、美観を保ち、寿命を延ばすことができます。

主なメンテナンス方法としては、以下のものがあります。

  • 汚れ落とし: 柔らかい布やスポンジで、水拭きします。
  • ひび割れ補修: ひび割れを見つけたら、早めに補修材で埋めます。
  • 再塗装: 必要に応じて、再塗装を行います。

漆喰の風合いを保つため、専門の塗装業者に依頼するのが一般的です。

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