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セメント瓦ってどんなもの？
他の瓦と何が違うの？
セメント瓦の特徴やメリット・デメリットを知っておきたいですよね。
今回はセメント瓦のメリットデメリットやメンテナンス方法について紹介します。
セメント瓦の特徴とは？
セメント瓦は、セメントと砂、水を主原料として作られた人工の瓦です。
セメントと砂を混ぜて成形し、塗装することで、様々な色や形状の瓦を作ることができます。
セメント瓦は、他の瓦と比較して軽量で、耐震性にも優れています。
また、耐火性も高く、火災から家を守る役割も果たします。
しかし、セメント瓦は衝撃に弱く、割れやすいというデメリットもあります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要となります。
セメント瓦は、他の瓦と比べて比較的安価なため、コストパフォーマンスに優れています。
また、軽量であるため、屋根の構造を簡素化できることから、建築費用を抑えることも可能です。
セメント瓦と他の瓦の違い
陶器瓦は、粘土を高温で焼き固めて作られた瓦です。
セメント瓦よりも耐久性や耐候性に優れていますが、重量があるため、建物の構造を強化する必要があります。
また、価格もセメント瓦よりも高価です。
モニエル瓦は、セメントに砂利を混ぜて固めたコンクリートが主成分のため、セメント瓦と同じ特徴を持っています。
「乾式コンクリート瓦」とも呼ばれ、パッと見ただけではセメント瓦と区別がつきません。
瓦のフチがフラットなものがセメント瓦、ゴツゴツとしているのがモニエル瓦です。
スレートは、現在の住宅でもっとも使用されている屋根材です。
スレートの原料はセメントのため、特徴はセメント瓦と同じと考えて構いません。
セメント瓦とスレートの分類に明確な基準はなく、厚さ1cm以下をスレート、1cm以上をセメント瓦と区別しましょう。
セメント瓦のメリット・デメリット
- 耐火性が高い
- 比較的安価
- デザインやカラーバリエーションが豊富
- 割れやすい
- 定期的なメンテナンスが必要
セメント瓦のメンテナンス時期
セメント瓦のメンテナンスは、10年ごとに行うのが一般的です。
ただし、築年数や環境によっては、もっと早い段階でメンテナンスが必要になる場合もあります。
- 塗装: 色あせや防水性の低下を防ぐために、定期的に塗装を行います。
- ひび割れ補修: ひび割れを見つけたら、早めに補修剤で補修します。
- 漆喰の詰め直し: 瓦の隙間を埋める漆喰が劣化したら、詰め直しを行います。
セメント瓦のメンテナンス費用は、建物の大きさや劣化の程度、施工内容によって異なります。
塗装にかかる費用は、一般的な30坪の住宅の場合、40万円～50万円程度を目安に考えましょう。
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