用途地域とは?一覧で比較。土地を探す時にすべきたった1つの事

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この記事では家を建てたいと思っているあなたに、用途地域の種類と一覧、「初めて家を建てる方が大損しないために知っておくべきこと」を紹介していきます。

用途地域とは?わかりやすく

「ここにはこういう建物を建ててもOK」と、用途が決められたエリアのことです。

計画的な街づくりをするために、種類によって、建てられる建物の大きさや種類などが制限されています。

「住居系」「商業系」「工業系」の3つに分けることができます。

「住居系」以外でも家は建てられる

よく勘違いされる点として、実は住居系以外も家は建てられます

唯一「工業専用地域」だけは家が建てられません

用途地域の種類は?一覧で比較

住居系

住宅に関するものは8種類

①~⑦については、下にいくほど建物の種類が多くなり、にぎやかになる(逆に言えばうるさくなる)というイメージですね。(※⑧だけは特殊です)

①第一種
低層住居
専用地域
・低層住宅
(一戸建て、賃貸住宅、
マンション、小中学校など)
②第二種
低層住居
専用地域
・低層住宅
・コンビニや飲食店などもOK
③第一種
中高層
住居専用地域
・中高層住宅
・店舗、教育施設、病院などもOK
④第二種
中高層
住居専用地域
・中高層住宅
・店舗、事務所、中規模の商業施設もOK
⑤第一種
住居地域
・住宅の環境を守る地域
(大きな店舗・事務所、ホテルもOK)
⑥第二種
住居地域
・住宅の環境を守る地域
パチンコ屋やボーリング場などもOK)

準住居地域
・国道や幹線道路沿いで住居環境を守る地域
車庫や倉庫、自動車修理工場、映画館などもOK)

田園住居地域
・農業と調和した低層住宅の環境を守る地域
※制限的には①に近い

商業・工業系


近隣商業地域
・日常生活に必要な商店や事務所

商業地域
・商業や業務の中心的な地域

準工業地域
・工場や倉庫などの工業施設と住宅や商業の施設が混在

工業地域
・工場や倉庫など

工業専用地域
新築の家が建てられない
・大規模な工場や倉庫など

ちょっと複雑なので、いざ決める際には住宅メーカーに一度確認してみるようにすれば安心です。

なお、もしも土地探しでお悩みでしたら
ぜひチェックしてほしいのが
「未公開土地」です。