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※記事の内容は一例です
耐震基準とは、一定の強さの地震に耐えられるよう、建築基準法が定めた最低限クリアすべき基準のことです。
耐震基準は年々厳格化されてきており、家を建てるときには、最新の耐震基準に沿う必要があります。
- 旧耐震基準：1950年〜
- 新耐震基準：1981年〜
- 2000年基準（現行）：2000年〜
耐震等級とは、地震に対する建物の倒壊や損傷しにくさを、1、2、3の3つのレベルに分類したものです。
- 耐震等級1：建築基準法で定められた最低限の基準
- 耐震等級2：耐震等級1の1.25倍の強さ
- 耐震等級3：耐震等級1の1.5倍の強さ
耐震等級を考える際の1例
出典：国土交通省「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書のポイント
2015年の熊本地震では、当時の耐震等級1を満たす木造建築物は、無被害が60%であるものの、2.3％（7棟）が倒壊。4％（12棟）が大破しています。（左側グラフ）
一方、耐震等級3の木造建築物は、倒壊も大破もゼロで、軽微な小破が12.5%（2棟）のみでした。（右側グラフ）
今後、地震が心配な方は、ハウスメーカーと相談して耐震等級を意識した家づくりを考えてみてください。
耐震性の高い家を建てるには、次のような手段があります。
- 壁を強化
- 床と屋根を強化
- 柱と梁の接合部を強化
- 基礎を強化
- 梁の強化
たとえば、壁を増やすと、間取りに制限が出たり、コストが上がることがあります。
そのため、希望間取りや予算と相談しながら考える必要があります。
同じ耐震でもハウスメーカーによって予算が百万円単位で変わるため、色々なメーカーを比較してみてください。
家づくりはやり方次第で
数百万円の予算の違いが発生するため
以下の点を注意してください。
家づくりは、近い条件でも百万円単位で予算が変わることもあるので、損をしないようにしっかり住宅メーカーを比較することが大切です。
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同じ条件を伝えても、予算は会社ごとに百万円単位で違うのが現実。
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※1：写真はイメージです
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